大人になって再確認した干し芋の魅力

年を経て味覚も大人になったのか、子供の頃は家にあっても目もくれなかった食べ物を美味しく感じるようになりました。

その中の一つで今大注目しているのが「干し芋」です。

干し芋なんて、お祖父ちゃんお祖母ちゃんのお茶請けとしか認識していなかった子供時代は、菓子鉢に干し芋が入っているのを見るとむしろがっかりしたものです。

なぜって、菓子鉢に入っているものはすなわち子供のその日のおやつだから。

そんな地味な印象の干し芋でしたが、数年前の冬におそらく十何年ぶりかで口にする機会がありました。

知人の家でお茶の時間にどうぞと勧められ、おつきあいで一つ摘んでみたのです。

それはねっとりとして柔らかく、甘さも風味も和菓子のようで本当に美味しいのです。話を聞くと知人が親戚から送られるサツマイモで手作りしたものだとか。

手作りでこんなに美味しい干し芋が作れるのかとすっかり感心してしまいました。

早速友人につくり方を聞いて干物を作る網を買って来て自作し、それ以降干し芋は冬の定番のおやつになりました。

そのままでも良し、少しトースターで温めてバターを塗って食べるのも良し。

なかなかのカロリーなので食べ過ぎには注意なのですが、今年の冬もベランダには、圧倒的な存在感で干物の網が揺れています。